タスキをつなぐ

藤原有恭(うきょう)さん(22)をニューレミコン社に訪問しました。仕事に真面目に取り組む姿が素晴らしい青年です。頑張れ、うきょう!

生コン工場で働いています

父親の仕事の関係で大阪から1歳の時に両親とともに引っ越してきました。江尾新町で育ちました。地元の小学校、中学校を卒業し、日野高校を卒業しました。陸上、スキーの選手でした。米鳥間駅伝に日野郡の代表選手として出ています。スキーを教えてくれた川上さんがこの会社の部長で、部長のお誘いで就職ができました。ニューレミコン社は生コン工場です。ここでセメントの品質管理をする試験官をしています。日野高校ではパソコンの勉強をしましたが、まったく異なる分野なので、日々勉強の毎日です。母親の友人が会社にいて温かく声をかけてくれます。この会社でずっと働いていたいです。

スキーを教えてくれた川上部長

同級生はまちを出て行った

同級生でこの町に残っている人が少なくて寂しいです。LINEでつながっており、みんなが帰ってきたときは米子市に飲みに行きます。将来的に帰って来ることを考えている人がいます。県外に出たままの人もいます。ちょうど友人たちは大学を卒業する時期ですが、コロナ禍で面接がないと焦ったり、就職先を探している人が多いです。この町に若い人たちが増えてほしいです。この町を若者たちで活気づけられたらと思います。

若い人の出会いの場が必要

この町にコンビニはありますが、高齢者が買い物に行けるお店がない。お店あったらいいですね。若い同年代の人たちが出会う場が少ないです。たまには米子に飲みに行きます。彼女ほしいです(笑)。

流し太鼓

「十七夜」のお祭りを手伝っています。十七夜の始まりを告げる「流し太鼓」を商工会青年部が担当しています。昨年は「流し太鼓」のリーダーもしました。「流し太鼓」の練り歩き、早打ちには拍手をいただけ、達成感があります。気持ちいいです。商工会青年部では先日小学校に地元の職業に興味を持ってもらえる本を寄贈しました。職業の図鑑です。町内で働いてもらえる人が増えるといいと願っています。(本の寄贈は藤原君の提案です)

駅伝

これからも駅伝に出場したいです。タスキをつなげ、地域をつなげていきたいと考えています。頑張れ、うきょう!

タスキをつなぐ

writer : 「奥大山Life」編集長 斉藤俊幸